目から鱗だったロックのボーカル・トレーニング

バンド仲間からの紹介でボイトレの先生のレッスンを受けたことがあります。爆音ギター・ノイズを撒き散らすロック・バンドのボーカルだった僕は感情の向くまま叫べばいい、がなりたてるのがかっこいい、と思っていました。正直先生についてもらって歌い方を教わるのはどうなんだろうか、かっこ悪いことなんじゃないか、と思っていたのです。
初めてのレッスンの日。あまり気乗りせぬまま、先生のスタジオに行きました。先生は開口一番、「自分の伝えたいことはどうやったら観客に伝わると思う?」と聞いてきました。
「大きな声で叫ぶことでかすねぇ…。」「じゃあやってみて。」
無音の中、急に言われて何も出来ずに僕はマイクの前で立ち尽くしました。
「一人で歌えないの?バンドに大きな音を出してもらえないと歌えないのかい?君が伝えたいことは誰かの助けがないと口にすることも出来ないの?」
そう言われて自分が今まで信じていた音楽表現をひっくり返されたような気分がして悔しく、恥ずかしくなりました。
歌を歌う人は誰しも何かを聴衆に伝えたくて歌っていると思います。先生はボイトレを受けることに懐疑的だった僕に、その普遍的な価値観をもってトレーニングの必要性を説いたのです。その先生とのたった数十秒のやりとりで、かっこつけただけのロック・シンガーだった僕は多くを学びました。

祖母がボーカル・トレーニング

私は1ヶ月に1回ほど、祖母とカラオケに行きます。
回数は不定期ですが、定期的には通っているんですよね。

祖母は歌うのがものすごく大好きだったんです。
私がまだ小さい頃、よく演歌を子守唄代わりに歌ってくれたものです。
そんな祖母にお世話をしてもらったので、演歌にはちょっと詳しくなりました。

しかし、祖母は自分の歌声には、コンプレックスがあるみたいなんです。
自己流で長年続けてきたので、その歌い方が染み付いているのも無理ないですよね。
私が聞く限り、とてもうまいと思いますが、祖母は我慢できないようでいつも恥ずかしそうにしています。

そういえば、祖母の自宅の側には、ボーカル・トレーニングのレッスンを受けられる場所があったんですよね。
そこに通ってみれば、正しい発声方法に矯正できる可能性はあるので、思い切ってすすめてみました。
長年の癖を矯正するのは並大抵の努力ではいかないかもしれませんが、それでも祖母の可能性に賭けてみたいのです。

ブレストレーニングの重要性

ボーカルトレーニングに通う人の中には歌うことで上達すると考えている人も多いみたいですが、歌うだけでは決して上達しません。
歌を唄うために必要な基礎的な事がとても重要。
基礎が出来ていない人は絶対に上達はしません。
上達したとしてもカラオケに毛が生えたぐらいにしかならないと思います。
歌で重要とされる事は発声はもちろんなのですが、息の使い方もとても大切です。
ブレストレーニングとも呼ばれるのですが、ブレスを上手にコントロール出来なければ、自分の声をコントロールする事が出来ません。
歌に強弱や抑揚を付けたいのならこのブレストレーニングを徹底的にするのが良いよ思います。
私も実際にこの練習ばかりをさせられていました。
最初は歌いたくて仕方がなかったのですが、先生は全く歌を唄わせてくれませんでした。
しかし、この練習を徹底的にすることで、1ヶ月もすれば見違える声になりました。
スポーツも音楽も基本は大事だという事を身を持って体験しました。

プロに習うべきボーカル?トレーニング

ボーカル?トレーニングをするのは良いことです。
正しい発声法がわかれば声を出すことで喉を痛めずに済みますし、歌も上手になります。
そのようなボーカル?トレーニングは自己流では難しいところがあるので、やはり人に習うことが大事です。
声の出し方は欠点があったとしても、自分ではなかなか気付けないものです。
そのような欠点を人に指摘されて直していくことで正しい発声法が身につきますし、人の声の欠点を見つけるのは一般の人では難しいかもしれません。
ボーカル?トレーニングはプロの人にきちんと習うべきだと言えるでしょう。
ボーカル?トレーニングは歌の上達だけでなく、日常やスピーチをする時などでも活かせるものです。
話し方や声の出し方は人に良い印象を与えたり、説得力のあるものとなる大切なものです。
是非ボーカル?トレーニングをして、これから自分が自信を持って話すことができるように、発声法を改善してみてください。
ボーカル?トレーニングをして良かったと実感できるはずです。

おしゃれに健康的にボーカルトレーニング!

名古屋で1年ほどボーカルのレッスンを受けていましたが、
埼玉に住むことになったので東京中目黒のボーカル事務所に入る
ことになりました。

レッスンは月に個人レッスン1回とグループレッスン1回です。
中目黒はおしゃれすぎてあまり縁がないような場所でしたが、
そこへ通うことになって毎回レッスンに行くのが楽しみになりました!

埼玉から毎回片道1時間ぐらいですが、渋谷に着いて乗り換える時は
いつもどきどきでした。

通っていた事務所からはプロデビューされている方もたくさんいて
まずびっくりしたのが、事務所に入るときの挨拶でした。

「おはようございます!!!
  今日も一日! よろしくお願いしますっ!!」
と腹の底から大きな声でみんな当たり前のように挨拶していました。

名古屋ではそこまでしなかったのでちょっと戸惑いました。
でも他の人に負けてられないと思い、自分も大きな声で挨拶!

個人レッスンの日だったので、「先生にあの挨拶は決まりなんですか?」
とたずねたら、「いや、誰ともなくみんな自分からするようになったみたい
だよ」とのこと。
他のレッスン生のモチベーションが高くて衝撃でした。

ボーカルトレーニングはずっと歌の練習をするのかと思いきや、
個人レッスンでは歌がメインですが、グループレッスンではほぼ筋トレです。

簡単なストレッチから始まり、腹式呼吸を強化するための腹筋・背筋トレーニング。これがすごく地味なトレーニングなので忍耐力がないと無理な気がします。
身体に共鳴する筋肉をつけることは必須ですごく難しいですが、
毎回グループレッスン後は良い汗をかくのでいつしか風邪をひかなくなって、
健康的になっていました。

レッスン後はせっかく中目黒に来ているので、おしゃれなカフェでゆっくり疲れを癒してから帰るのが楽しみでした!

個人レッスンは好きな歌を歌ったり作詞に挑戦してみたり、先生に近況の悩みを打ち明けたり、ちょっとした人生相談にものってもらいました。その話だけでほぼ終わってしまったことも・・・。
でもレッスン後はいつも心が晴れ晴れリセットされた気分でした。

そんな私にとっての第三となる場所でもあったのです。